プラレール修理 二段変速スイッチ不良 白いソニック

ギアロックしているプラレールの修理

知人より壊れたプラレールを1ついただきました。先頭車輛のみです。
プラレールはほとんど修理できるので早速分解します。

二段変速のプラレールの症状は?

スイッチは「OFF」「ON」「HIGHT」の三段階。スイッチは正常に動いていて手ごたえは感じます。
しかしOFFの状態だとタイヤは回りますが、その他は完全にロックして動きません。
新品の電池を入れても全く反応なしです。
通電していない可能性がありますが、うっかりテスターを忘れていました。

ギアボックスを開いて原因を探る

タイヤがロックして動かくなくなる現象はよくあるケースですが原因は様々です。
早速、解体を試みますが、ちょっと違和感を感じました。
ギアボックスのプラスチックの留め具は接着しているのですが、普通はマイナスドライバーでパカッと外れます。
ところが強烈に接着剤が着いていて外れません。
しかも、少し傷んでいるのがわかります。
おそらく以前の持ち主が修理を試みて、接着しなおしたのでしょう。
仕方ないので力業です。ホビー用ののこぎりで外しました。

プラレールのギアボックスは年式や車種によって多くの種類がありますが、たいていのものは、いろんな方がブログやYouTubeにアップしていただいているので判明します。
モーターやギアだけでなくスプリングも入っているので、そっと開いて隙間からのぞきます。

スイッチとスプリングに問題あり

分解するときは、動画撮影がおすすめです。100円ショップで売っているスマホ用の三脚で中身を映しながら分解すると、突然中からギアやスプリングが飛び出しても中の構造が記録されますからね。

そっと開くと「何だか変な感じ」です。
スプリングの場所が違います。やはり誰かの手が加わったようです。
まずは中身の清掃。ずっと遊んでいたんでしょうね。ほこりやゴミがたくさん絡みついています。

問題はスイッチの金具部分です。この二段変速のギアはスイッチ自体にギアが装着されていて、スピードを二段階にシフトチェンジする仕組みです。
さらにOFFにすると、二つの金具同士が離れが通電が遮断されます。
この金具の上下の位置が逆になっていてスイッチがONの位置にしても金具が離れたままで、リンクしているギアもロックしていたようです。

主な原因はスイッチ金具の位置のズレでした。
憶測ですが、いったん修理しようとギアボックスを開いたものの修理ができず、元に戻すときにスプリングを違う場所にとりつけてしまったと思います。

正常に稼働!でもまだだつづくよ。

ゴムタイヤも経年劣化でカピカピです。新品と交換します。仮組して正常に動くことを確認して、すべてもとに戻し修理完了です。
ネットで調べたらこのプラレール「S-19 JR九州 白い「ソニック」」というもので高値で取引されているレアもののようですね。

そういうことには興味がないし、先頭車輛しかないので次は孫のマーちゃんに喜んでもらえるよう、次は改造するのです。

つづく

動画版はコチラです

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です