工場長ロウガンが語る!プラレール事例から学ぶ修理のポイント

おもちゃ修理のボランティアをしている「おもいでファクトリー」の工場長、ロウガンです。
今回は、よく壊れるおもちゃの一つであるプラレールの事例から、修理のポイントをご紹介します。

プラレール事例から学ぶ修理

プラレールは、電気系統が複雑で、一見すると修理が難しそうに思えますが、実は簡単に修理できる場合も多いのです。

例えば、走行不良が起きた場合は、ホイールの掃除をするだけで解決することができます。
また、電池が切れた場合も、電池を交換すれば直ります。
ただし、電気系統が壊れてしまった場合は、症状をネットや動画調べることをおすすめします。
おもちゃ修理の工場長ロウガンが、プラレールの事例から得た修理のノウハウをお届けします!

モーターやギアが故障

プラレールの中でも、モーターやギアが故障することが比較的多いです。モーターの故障は、音が変わったり、動かなくなったりすることがあります。この場合は、交換する必要があります。ただし、モーターが壊れた場合でも、モーターの回転部分の洗浄や、切れ味が悪くなったギアの交換など、簡単に修理できる場合があります。

また、ギアが故障した場合は、ギアの削れやすい部分が折れていることがあります。この場合は、同じ部品を買い直す必要があります。しかし、新しいパーツが手に入りにくい場合は、古いパーツを使って修理することも可能です。その場合は、パーツを削ったり、補強したりすることで、修理することができます。

プラレールのギアボックス

プラレールのギアボックスは、鉄道模型の中でも特に重要な部品の1つです。ギアボックスは、モーターから回転を受け取り、車輪にその力を伝える役割を持っています。このため、ギアボックスには、小型のギアやベアリング、シャフトなどが搭載されています。

ギアボックスの故障は、通常は駆動輪が回らなくなることから発生します。また、ギアボックスがノイズを発生する場合もあります。これは、ギアが摩耗していることや、ギアボックス内部に異物が入り込んでいることが原因です。

ギアボックスの修理には、まずギアボックスを分解する必要があります。その後、古いギアを新しいものに交換する必要があります。この際、部品の取り外しや取り付けには細心の注意が必要です。また、新しいギアの選び方にも注意が必要です。正しい部品を選ばないと、ギアボックスの動作に支障をきたすことがあります。

ギアが壊れる原因について

プラレールのギアが壊れる原因にはいくつかあります。一般的な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

摩耗:ギアは回転することで摩耗が生じます。特に、長期間使用している場合や、頻繁に使用している場合には、ギアの寿命が短くなる可能性があります。

異物の侵入:ギアボックス内部に異物が入り込むと、ギアの歯車が破損することがあります。例えば、プラレールを屋外で使用している場合、土や砂が入り込むことがあります。

過負荷:プラレールには、電池の消費が激しい時や、急激な変速を行った時に、ギアに大きな負荷がかかることがあります。そのような負荷が繰り返されると、ギアが破損することがあります。

潤滑不良:ギアボックス内部の部品は、潤滑油によって保護されています。しかし、潤滑油が十分に供給されないと、ギアの歯車が損傷することがあります。

以上のような原因によって、プラレールのギアが壊れることがあります。

電池が原因で故障するケース

プラレールの故障原因には、電池の消耗が挙げられます。電池が切れると、プラレールが動かなくなってしまいます。しかし、電池の消耗が原因で故障するだけでなく、時には電池の取り付けに問題があることがあります。

例えば、電池の接触不良によって、プラレールが動かなくなることがあります。この場合、電池の端子に汚れや錆が付着することで、接触不良が生じます。また、電池の取り付け位置がズレたり、端子が曲がったりしている場合にも、プラレールが動かなくなることがあります。

さらに、一度使った電池を再利用すると、消耗が進んでいるため、プラレールの動作が不安定になることがあります。そのため、新しい電池を使うことが推奨されます。

端子が錆びる原因について

湿気による錆
湿気が多い場所で使用すると、電池の端子に水分が付着し、錆びが発生することがあります。特に夏場や梅雨の時期など、湿度が高い時期は注意が必要です。

電池の漏れによる錆
電池が漏れてしまうと、液体が電池の端子に付着して錆びが発生します。電池の使用期限を過ぎたり、長期間使用していなかったりする場合に、電池の漏れが起こることがあります。

金属同士の接触による錆
異なる金属同士が接触することで、電気化学反応が起こり、電池の端子に錆びが発生することがあります。例えば、鉄製のボディーにアルミ製の端子を取り付けた場合に、このような反応が起こることがあります。

以上のように、湿気や電池の漏れ、金属同士の接触によって、電池の端子が錆びることがあります。特に湿気が多い環境下では、電池の端子に注意して、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

電池の液漏れの原因

電池の液漏れの原因には、以下のようなものが挙げられます。

電池の寿命が切れた場合
電池が寿命を迎えると、電池内部の化学反応が鈍くなり、液体が漏れることがあります。

電池の過充電や過放電が起こった場合
電池が過充電や過放電されると、電池内部の化学反応が不安定になり、液漏れが発生することがあります。

電池が振動や衝撃を受けた場合
電池が振動や衝撃を受けると、電池内部の構造が破損して、液漏れが起こることがあります。

電池の液の成分は、主にアルカリ電池の場合には水酸化カリウムや水酸化ナトリウム、酸性電池の場合には硫酸が使われています。これらの液体は、皮膚や目に触れると刺激を与えることがあるため、液漏れが起こった場合には、直接触れずに取り扱うように注意が必要です。

スイッチ部の故障の原因について

おもちゃのスイッチ部が故障する原因には、以下のようなものが挙げられます。

摩耗や破損
スイッチ部の接触部分が摩耗したり、スイッチが破損している場合には、正常に動作しなくなることがあります。

外部からの汚れや異物
スイッチ部に汚れや異物が入り込んだ場合には、スイッチが正常に動作しなくなることがあります。

過負荷
おもちゃが長時間連続して動作したり、電池が弱まっている場合には、スイッチ部に過負荷がかかり、スイッチが故障することがあります。

電池液漏れ
電池が液漏れを起こすと、スイッチ部に液体が侵入してスイッチが故障することがあります。

以上のように、スイッチ部の故障は様々な原因が考えられます。故障した場合には、原因を特定して修理することが大切です。

スイッチの接触不良の修理方法

おもちゃのスイッチが接触不良を起こしている場合には、以下のような修理方法が考えられます。

接点部分の清掃
スイッチの接点部分に汚れや酸化物が付着している場合には、接触不良の原因になることがあります。そこで、接点部分をクリーニングすることで、接触不良を改善することができます。接点部分にアルコールやクリーナーを塗布して、綿棒などで拭き取ると良いでしょう。

スイッチの交換
接触不良が修復できない場合には、スイッチそのものを交換する必要があります。同じサイズのスイッチを用意して、古いスイッチを外して新しいスイッチに交換することで、故障したスイッチを修理することができます。

以上のように、スイッチの接触不良の修理方法は、清掃やスイッチの交換が挙げられます。

まとめ

プラレールの中でも、モーターやギアが故障することが比較的多いです。モーターが故障した場合は、交換する必要がありますが、回転部分の洗浄やギアの交換など、簡単に修理できる場合もあります。ギアが故障した場合は、同じ部品を買い直す必要がありますが、古いパーツを使って修理することも可能です。プラレールの修理には、簡単なものから難しいものまで、様々なトラブルがありますが、手軽に修理できるものも多くあります。

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