機動戦士ガンダムとガンプラと

アニメよりもガンプラが好き

機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)が放送されたのは1979年のこと。私は中学3年生でした。
今ではガンプラを普通に作っているのですが、当時のアニメはほとんど見ていませんでした。
正確に言うとアニメよりもプラモデルに魅了されたのです。
今、久々にアニメの新シリーズがはじまりました。この「ファースト・ガンダム」からもう43年の月日が経つわけです。すごいですね、大人になった息子は今でもガンダムに夢中で福岡のガンダムベースや実物大のガンダムがあるGUNDAM SIDE-Fに遊びに行っています。私もガンプラの限定品を頼んでいるんですけどね。世代を超えるとはこのことです、アニメ・特撮は素晴らしいコンテンツですね。

SFブームが日本アニメ界に襲来

さてファーストガンダム人気になった当時の時代背景は「未知との遭遇」「スターウォーズ」が上映され宇宙ものSFブーム最盛期でした。日本ではかつては視聴率が悪く打ち切りにまでなっていた「宇宙戦艦ヤマト」がこの宇宙ものSFブームに乗って人気が浮上します。
不朽の名作である宇宙戦艦ヤマトが初回放送で低視聴率だった背景には裏番組が特撮番組の「猿の軍団」だったことや内容がやや大人向けだったことだといわれています。小学生だった私にはマジンガーZのようなわかりやすい勧善懲悪の対戦物がかっこよくロボットや怪獣が出てこないヤマトはとっつきにくかったのを覚えています。
しかし再放送が繰り返されついに「宇宙戦艦ヤマト」は劇場版が公開され大ヒットします、スターウォーズでメカニックに目覚めた私達はその素晴らしさにやっと気づいたのです。そんなSFアニメブームの中、誕生したのが機動戦士ガンダム。

アニメよりもプラモデルに魅せられて

ガンダムを真剣に観たのはその数年後の再放送だと記憶しています。なぜリアルタイムで観なかったのかは覚えていませんが、それでもガンプラ(ガンダムのプラモデル)は嬉々として作りまくっていました。お気に入りはシャア専用ズゴック。物語も搭乗者も知らないのにガンプラを作っていました。理由はごく単純でフォルムのかっこよさと作りやすさです。
アニメや特撮物のプラモデルは当時からバンダイが多かったと記憶しています。当時からバンダイのプラモデルはバリも少なく、かみ合わせもズレがほとんどありませんでした。ガンプラはパチパチと簡単に組み上げできるし塗装もシンプルでしたね。

初代ガンプラのズゴックはすでにこの完成度

今ではガンプラのシリーズは正座のポージングができるほどですが、その原点がここから始まったんですね。大好きなズゴックは両手の長く鋭い3本の爪が特徴なのですが、あの時代のズゴックはすでにこの爪が開いたり閉じたりするんです。棚には俗に言う積みプラが10個くらいあります。これを作りながらブログも更新していこうと思います。ただSDガンダム(スーパーデフォルメ:ほぼ三頭身)が中心なんですね。“老いるショック”で指が不器用になり老眼も進みましたのでご容赦ください。バンダイさんのSDガンダムシリーズは流石にいいですよ。

近年発売されたエントリーグレード(写真)は接着剤も塗装も必要ない子供だけでなく我々にも優しいガンプラです。バンダイさんありがとう!

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